こども園の転園はいつがいい?発達グレーゾーンの息子が年中で転園した体験談

 

転園を決めたタイミングは、年中さんの春でした

ちょうど息子のマリオが年中さんの春に、こども園を転園しました。
こども園の転園に伴って、引っ越しもしました。

初めてのことが苦手なマリオにとって、転園・引っ越しはとても大きな環境の変化です。
園が変われば、制服もカバンも違う。トイレの場所、部屋の作り、先生の雰囲気、聞こえてくる音や匂いまで、すべてが変わります。

大人が思っている以上に、子どもにとっては大きな出来事ですよね。

登園初日、緊張しすぎて多動爆発

登園初日。
案の定、マリオは落ち着かず、緊張しすぎて多動爆発(笑)。

ママから離れず、足にまとわりつく…
離れない…
どんなに声をかけても、ぎゅーっとしがみついて離れませんでした。

今思えば「かわいいな〜♡」と思えるけれど、当時は正直
「また始まった…」
そんなふうにしか思えませんでした。

入園前に、特性をしっかり伝えることができた

新しいこども園に入園する前に、園長先生と担任の先生に時間を取ってもらい、マリオの特性についてお話しました。

  • 苦手なこと

  • 得意なこと

  • どんな時に癇癪が起きやすいか

  • 癇癪が起きた時の対処法

ひとつひとつ、できるだけ具体的に伝えました。

園長先生は、終始やさしい表情で話を聞いてくださり、
担任の先生は、メモを取りながら丁寧に質問をしてくれました。

……前のこども園とは、まったく違う。

正直、こども園によってここまで違うとは思っていなかったので、
嬉しさで思わず涙が出てしまったのを今でも覚えています。
先生たちは少し驚いていましたが(笑)

療育施設以外で、こんなに丁寧に特性の話を聞いてもらえたのは初めてでした。

転園しても、すぐにうまくいくわけではなかった

新しいこども園に通い始めて、マリオは少しずつ慣れてはいきました。
でも、言葉がうまく出ない分、どうしても手が出てしまうことがありました。

お友達から
「なんでマリオくん、すぐたたくの?」
と言われたこともあります。

保護者の方から、ジロジロと白い目で見られたこともありました。
直接言われたわけではないけれど、
「ああいう子、親も大変だよね〜」
という声が耳に入ってきたこともあります。

正直、しんどかったです。

それでも救われたのは、先生たちの関わり方でした

マリオがお友達を叩いてしまった時、
「とにかく謝らせる」
という対応ではありませんでした。

絵を描いて分かりやすく説明してくれたり、
「どうしてお友達は嫌な気持ちになったのか」
を丁寧に伝えてくれたり。

マリオの行動だけを見るのではなく、
その背景まで考えて関わってくれていました。

一人ひとりに合わせた、具体的な配慮

待つのが苦手なマリオのために、運動会では
「待てるギリギリの順番」
にしてくれた先生もいました。

競技には、マリオの好きなことを取り入れてくれたり。

発表会では、緊張してウロウロしないように
事前にママの位置を確認させてくれたり、
ステージ上で落ち着けるように
「お守り」を作ってくれたこともありました。

「緊張したらこれを触ろうね」
そうやって、練習の時から本番を想定して準備してくれていたのです。

年長になると、また別の壁が出てきた

年長になると、小学校に向けた活動が増えていきました。

全体への指示が増え、生活の流れも変わり、
マリオはその変化に反応して、
落ち着いていたはずのトラブルが増えてしまいました。

それでも、園長先生が声をかけてくれて、
担任の先生と私の3人で話し合いの時間を作ってくれました。

療育での様子、家での様子、
どうすればマリオが園で楽しく過ごせるのか。

担任の先生は、定期的に療育の見学にも行ってくれていました。

「紙に書いて伝える」という工夫

いろいろ試した中で、一番効果があったのは
「紙に書いて伝える」ことでした。

スケジュールや活動内容を、大きな紙に書いて見える形にする。
これはマリオだけでなく、他の子どもたちにも分かりやすかったようです。

「みんなにとっても、分かりやすいから」
そう言って取り入れてくれた先生たちに、心から感謝しています。

転園して、本当によかったと思えた理由

こども園を転園する!という決断をして、本当によかったです。
心からそう思います。

もちろん、希望する園に入れなかったり、
通える場所が限られている場合もあります。

でも、どうしても
「ここは無理かもしれない」
と感じた時は、他の園を見学してみるのも一つの選択だと思います。

環境が変わるだけで、子どもはこんなにも変わる

マリオは転園したこども園で、本当に大きく成長しました。

「困った子」だったマリオが、
先生に理解してもらえるだけでお友達の輪に入れるようになり、
得意なことを褒めてもらうことで、
「マリオくん、すごい!」
とお友達から言われるようになりました。

環境だけで、すべてが解決するわけではありません。
でも、マリオにとっては
転園がとても良い影響を与えてくれたのは間違いありません。

 

※本記事は筆者の実体験をもとに記載しています。
すべての方に当てはまるものではありません。

プロフィール
あるママ
arumama

【ゆるふわ育児ブログ】を読んでいただき、ありがとうございます。

aruママ

10歳差きょうだい(12歳・2歳)を育てる2児の母です。
発達に特性のある息子の子育てを中心に、実体験をもとに発信しています。

現在、12歳の発達に特性のある息子と、2歳の自由奔放な娘を育てています。

上の子は思春期まっただ中。
気持ちの切り替えが難しかったり、こだわりが強かったり、言葉にできないもどかしさを抱えながら日々成長しています。

下の子はそんなお兄ちゃんのことが大好きで、なんでも真似したいお年頃。
自分のペースでのびのびと過ごす姿に、救われることもたくさんあります。

正反対な2人に振り回されながら、毎日ドタバタですが、どちらもかけがえのない存在です。

息子が小さい頃から、「育てにくさ」を感じる場面は少なくありませんでした。

発達の特性に気づいても、すぐに答えが見つかるわけではなく、
療育、就学前相談、発達検査、小学校選び…。
そのたびに悩み、迷い、不安でいっぱいになりました。

「支援級にするべき?通常クラスで大丈夫?」
「診断は受けたほうがいい?」
「この選択は、この子の将来につながっている?」

正解のない問いを前に、検索しては不安になり、
誰かの体験談に救われて、また悩む…。
そんな日々を繰り返してきました。

このブログでは、発達に特性のある子どもとの日常や、就学・学校生活でのリアルな悩み、
2歳と12歳という年の差きょうだいならではの出来事、
親として感じた葛藤や本音を、同じ立場の目線で綴っています。

専門家ではありませんが、実際に経験してきたことをもとに、
同じように悩んでいる方の気持ちが少しでも軽くなることを願って発信しています。

子どもたちは、いつか親の手を離れて生きていきます。
だからこそ、今できることは何なのか。
先回りしすぎず、でも放り出さず、一歩ずつ一緒に進んでいけたらと思っています。

このブログが、悩んだときにふと立ち寄れる場所として、
「ひとりじゃない」と思えるきっかけになれたら嬉しいです。

※本ブログは個人の体験をもとに記載しており、特定の効果や結果を保証するものではありません。

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こども園発達
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