発達グレーゾーンの息子が「兄」になった話|不安だったけど、妹が生まれて良かったこと
「この子が、お兄ちゃんになれるのかな?」
第二子の妊娠が分かったとき、正直に思った気持ちです。
喜びもありましたが、不安も大きかった。
わが家の長男マリオは、発達グレーゾーン。
集団行動が苦手で、切り替えが難しく、強いこだわりもあります。
そんなマリオに「赤ちゃんが生まれるよ」と伝えることが、私にはとても不安だったんです。
この記事では、
発達グレーゾーンの子が兄になるまで
妊娠・出産をどう伝えたか
実際に起きた変化
やってよかったこと
を、実体験ベースで正直に書いています。
同じように悩んでいる方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
「兄になる」ことが、こんなに不安だった理由
マリオは、ずっと一人っ子でした。
ママが大好きで、常にそばにいないと不安になるタイプ。
環境の変化にもとても弱く、予定が変わるとパニックになることもあります。
そんな子に、
赤ちゃんが生まれる
ママが入院する
生活リズムが変わる
この変化を受け止められるのか、正直まったく想像できませんでした。
妊娠をどう伝えるか、すごく悩んだ
妊娠が分かってから、すぐには伝えませんでした。
早く言いすぎて混乱しないか
もし何かあったら、どう説明するか
そもそも理解できるのか
頭の中は「どうしよう」でいっぱい。
最終的に私が選んだのは、
言葉だけで説明しないことでした。
イラストと絵本で、少しずつ伝えた
マリオは、言葉だけの説明が苦手です。
なので、
赤ちゃんの絵が描いてある本
お腹の中で育つイラスト
「赤ちゃん→少しずつ大きくなる」流れが見えるもの
- 生まれた赤ちゃんがどう過ごすのか
少しずつ、いつ・どうなるのかを話しました。
「ママのお腹に赤ちゃんがいるよ」
「○月になったら、生まれてくるよ」
一気に説明せず、何度も、同じ言葉で。
これは、発達グレーゾーンの子にはとても大事だと感じました。
出産後、正直…大変でした
下の子(ピーチ)が生まれてから、生活は一変。
赤ちゃんの泣き声
夜中の授乳
ママがすぐ対応できない時間
マリオは、不安定になりました。
いつもと違う生活の流れ、赤ちゃんに興味津々で距離感が難しいなど、
「このままで大丈夫なの?」と、何度も思いました。
それでも、少しずつ変わっていった
時間はかかりましたが、少しずつ変化が出てきました。
赤ちゃんを優しく触る
ミルクを飲ませてくれる
「かわいい」と言う
ある日ふと、
「あ、お兄ちゃんになってる」
そう思った瞬間があったんです。
急に成長したわけではありません。
でも、確実に前に進んでいました。
発達グレーゾーンの子が兄になるとき、やってよかったこと
①「お兄ちゃん」を無理に求めなかった
「お兄ちゃんなんだから」
これは、できるだけ言わないようにしました。
役割を押しつけると、逆に不安が強くなります。
② 先の予定を見える形で伝えた
ママは今から赤ちゃんのお世話
次はマリオの番
これを視覚的に見せるだけで、落ち着くことが増えました。
③ ママと2人の時間を意識して作った
短時間でもいいから、
一緒にゲーム
ぎゅっと抱きしめる
「大好きだよ」と言葉にする
これだけで、表情が全然違いました。
「兄弟がいる=成長する」わけじゃない
よく言われます。
「兄弟がいたら成長するよ」
「自然に学ぶよ」
でも、発達グレーゾーンの子は、
自然に任せるだけではしんどいことも多いです。
だからこそ、
環境を整える
伝え方を工夫する
親も助けを借りる
これがとても大切だと感じました。
同じように悩んでいるあなたへ
発達グレーゾーンの子が兄・姉になること。
それは、簡単なことではありません。
でも、
時間はかかっても
少しずつ
その子なりのペースで
ちゃんと前に進みます。
今、不安でいっぱいでも大丈夫。
あなたが悩んでいること自体が、
もう十分、子どもを大切にしている証拠です。
このブログが、
「私だけじゃなかった」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
