※このお話は【小学1年生の壁②】の続編です。
小学1年生の壁③
第2回相談会で分かったこと、そして残ったモヤモヤ
教頭先生から、第2回相談会の連絡が来ました。
今度は担任の先生も同席されるとのことで、前回以上に緊張しました。
正直、「また何を言われるんだろう…」という不安の方が大きかったと思います。
ただ一つ、私が強く希望したことがありました。
それは療育の先生にも同席してもらうことです。
実際には、学校側はあまり乗り気ではなかったようで、療育の先生も「同席すること」に難色を示されたそうです。
それでも私はお願いしました。
この話し合いは、親の感情論だけではなく、専門的な視点が必要だと思ったからです。
第2回相談会のメンバー
この日の相談会は、
校長先生
教頭先生
担任の先生
療育の先生
私
この5人で行われました。
まず最初に、担任の先生から説明がありました。
担任の先生からの説明
担任の先生の話は、主に次のような内容でした。
通級についての話が伝わっていなかったのは、こちらの確認不足でした。知っているものだと思っていました。
マリオの前で強く言ってしまったのは、個人的な事情があり、早く帰りたかったからです。家庭の事情を学校に持ち込んでしまい、申し訳ありません。
(親がデイサービスから帰る時間に家に誰もいなくなるため、急いでいたとのこと)上級生に謝るように言ったのは、足を踏んだのだから謝るのは当然だと思い、指導しました。結果的にマリオくんに寄り添えていなかったのだと思います。
……というお話でした。
正直なところ、
「それって本当に子どもの前で言う必要があった?」
「確認不足で済ませていい話なの?」
と思うことが、何度もありました。
話の途中で口を挟みたくなる場面も多々ありましたが、なんとか最後まで我慢して聞きました。
ふと横を見ると、療育の先生も何度も言いかけては、ぐっと言葉を飲み込んでいました。
校長先生からの問いかけ
担任の先生の話が終わったあと、校長先生から
「お話を聞かれて、どうですか?」
と聞かれました。
ここで、私の方からも伝えたいことを話しました。
私から伝えたこと
通級について
まず、通級の情報共有について。
入学後、もしくは入学前の段階で、
通級という支援クラスがあることを、必ず周知徹底してほしい
とお願いしました。
「知らなかった」では、子どもが守られないと思ったからです。
マリオの前での対応について
家庭の事情があること自体を責めたいわけではありません。
でも、
早く帰らなければいけない事情があったのなら、
「忘れ物を取りに行きたいだけだった私たち」に対して、
他の先生に対応をお願いする選択肢もあったのではないか。
そのことを伝えました。
上級生とのトラブルについて
一番強く伝えたのは、ここでした。
マリオは、すぐに言葉で説明できるタイプではありません。
口に出すまでに時間がかかることもあるし、言いにくいこともあります。
さらに、先生との信頼関係ができていなければ、なおさら話せません。
それなのに、
「話さない=悪い」
と決めつけてしまうのは違うと思いました。
周りにいた子に話を聞くこともできたはずです。
実際、その場面を見て心を痛めていた子がいたのです。
当事者の一方的な話だけで、問題を解決しないでほしい
そう伝えました。
話し合いの結果と、その後
私の話のあと、教頭先生が内容を確認し、
「今後の対応に生かします」
とだけ言われました。
正直、
和解したとか、前向きに終わった、という感じではありませんでした。
その後の懇談では、担任の先生ともかなり気まずい空気が流れていました。
それでも一つ、救いだったこと
上級生とのトラブルについて、
学校が別の子にも確認してくれたこと。
その結果、
マリオが一方的に悪かったわけではない
ということが分かりました。
上級生は、自分がしていたことは言わず、マリオのことだけを悪く言っていたようです。
マリオが思い通りにならず、気に入らなかったのかもしれません。
その内容は上級生の保護者にも伝えられ、後日、その親御さんが謝罪に来られました。
……でも、ここでまた疑問が。
「保護者には連絡しない」と言っていませんでしたか?
正直、よく分かりませんでした。
しかも、謝罪に来られても気まずくて、
「いえいえ、いいんですよ〜」
なんて言ってしまう自分もいて。
結局、最後までモヤモヤは残りました。
療育の先生との信頼関係
相談会のあと、療育の先生が言ってくれました。
「なんだか気分悪いよね。でも、また何かあったら相談してね」
その一言に、救われました。
学校との信頼関係は正直、築けませんでしたが、
療育の先生との信頼関係は、むしろ深まったと思います。
この先生は今でも、会うたびに
「最近どう?」
と声をかけてくれます。
顔を見るだけで、気持ちが少し楽になる。
本当に、良い先生に出会えたと思っています。
学校との関係づくりは、簡単じゃない
学校との関係づくりは、とても難しいと感じました。
担任の先生との相性もあるし、校長先生の方針もある。
今が合わなくても、来年は合うかもしれない。
実際、マリオは2年生のとき、若い男の先生になってから、楽しく学校へ行けるようになりました。
女の先生が苦手なのか、それともたまたま相性が良かったのかは分かりません。
でも3年生になると、またいろいろ起きるんですよね(笑)。
本当に、山あり谷ありです。
